発達障害の疑い 専門外来を受診する

テレビでモデルの栗原類さんが発達障害であることを告白して話題になっていますね。

栗原さんは注意欠陥障害(ADD)と言われるタイプの発達障害とのことです。

発達障害にもいろいろあるんですよね。

わたしも長男のことがあって初めて知りました。
発達障害 子どもの障害の疑いを指摘される

長男のときの診察と言えば、発達障害の疑いを指摘されてから3か月と言う時間が経っていたことで
診察の日は雪が残っているような寒いよく晴れた日で、
緊張半分、やっとこの日が来た・・・・という妙な安心感半分と複雑でした。

年末年始を挟んでいたので、
特にいろいろなイベントがあったりと慌ただしく、
そうすると長男もテンションが上がり、調子に乗りやすく

「落ち着きなさい!」
「もう言うこと聞かないね!だから発達障害とか言われるんだよ!!」
など、今考えると恐ろしいほどの暴言を長男に吐いていました。

宙ぶらりんの状態で、どう長男にアプローチをしたらいいのかもわからず、
でもイライラは募っていて、
言葉だけは注意しようと思っていたのに、出てくる暴言が止められず、
夜に長男の寝顔を見ながら謝ることも日常になっていました。

決して性格がいいわけではありませんが、
あまりにもひどい自分にこんなに性格悪かったっけ?と思いながら、
どこかでこの状態から抜け出すときを待っていました。

なので受診の日は、足取りは重くはなかったです。

主人も一緒に来てくれて、
雪ではしゃぐ長男と次男を見ながら、
「あぁ、あと数時間後にはこの景色も違って見えるのかな」と思っていました。

外来へ着くと、そこは静かで少し緊張しました。
主人がいてくれたので長男と次男の子守は任せて、
手続きなどを済ませ、戻ってくると本のタイトルが目に入ってきました。

「ADHD」「発達障害」

ずーん・・・・と心に重たく、のしかかってきました。

あぁ・・・・・やっぱりはっきり言われたらショックだなぁ・・・・・・・

問診で看護師さんとともに面談をしたとき。
長男は初めての場所にテンションが上がっていました。

「あぁ、落ち着けないかな?」と言われて、
「初めての場所なのでテンションが上がっているみたいで・・・・」と言いながらも
どうか落ち着いて!と思っていました。

まだ診察ではないのですが。

そして診察。

先生に対しても人見知りをすることなく話しかけていく長男。
もう、どう思われているんだろうってことばかりが頭をぐるぐる。

途中、次男がぐずったので主人とともにプレイルームへ。

先生と長男、わたしだけになりました。

先生は長男に「ちょっとママとお話をするからそこの机に座って遊んでいてくれる?」と言うと
長男は「わかった」と。

「なにか遊ぶものを持ってきてあげようか、何がいいかなぁ?」
「電車!」
「電車はないんだよ~積み木でもいいかなぁ?」
「うーん・・・いいよ!」

そうして長男は積み木で遊び始めました。

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すると先生が、「こだわりは強くないんですね。」と。
「発達障害のお子さんはこだわりが強いことや一つのことへの執着が強かったりします。
今の長男くんで言えば、電車はマニアックなほどに知っていて大好き。
でもなければ他のものでも遊べますよね。ちゃんと机にも座っていられる。
多動のお子さんは診察室から出て行っていますよ」

・・・・・・・・・・・・・・・この一連の流れでそんなところまでみているのか!!!!!!!!!!

とびっくりしました。

その後も簡単な先生との質問や会話から先生が診察を進めていき、
よく会話がとんちんかんな返答になっていたり、
脈絡もなく話が飛ぶことなど、気になる点もありましたが、
なんにせよまだ3歳になったばかり。

発達障害の検査もあるそうですが5歳からしかできないとのことでした。

経過観察になりました。

幼稚園は特別な幼稚園に入れる必要はないけれども
集団生活を送ることができているか、お友達とトラブルはないか、などを先生に注意してみていただき、
報告を受けるように言われました。

そして、なにかあれば予約前に受診。
何もなければ、入園してから1~2か月後にまた受診となりました。

主人には子守だけをさせてしまいました・・・・・・

しかし安心して診察を受けることができたのは主人のおかげです。
ひとりだと心配や不安もありますし、次男のぐずりの対応などもしていたら
とてもじゃありませんが集中してお話をすることはできませんでした。

複雑な思いで来た外来の帰りは
また雪で遊びながら帰る主人と長男、次男を見ながら少し空が明るく感じました。

幼稚園の空きを探さなきゃ!とか少し前向きになれた日でした。
発達障害の疑い 幼稚園入園 集団生活に入る

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